ヘアケアはダメージ補修、栄養補給だけでは不十分。
インアールシステム通称
『R』アール
今回はケミカルな話を。少しばかり難しい内容になるかもしれませんが記事にしておくと後々になって説明が楽ですのでお付き合い下さい。
と、話すのは725高橋(36)。
美容室に行ったら大抵の方はカット以外にカラー、パーマ、ストレートなどの薬剤を使ったメニューをされると思います。
希望の髪型にするにはパーマが必要な時や、カラーリング、更にはブリーチなど髪の毛に薬を付ける事からは逃れられません
繰り返しカラー、パーマをされている髪の毛は少なからずキューティクルが剥がれ指通りが悪くダメージを更に受けやすい状態(疎水性であるべき本来の性質が親水性になっていたり間充物質が無くなっていたりウンタラカンタラ)にあります。
このままの状態の髪の毛に薬剤をつけてしまうとカラーであれば色素の定着が悪く色落ちもしますし、パーマであればキレイに均一なカールは出ません。
ですので薬剤をつける前に
前処理剤
ってのを髪の毛につけます。
一般的にはケラチンとコラーゲンで処理する事が多いです。前処理をする事によって髪の内部が全体的に薬剤が作用しやすくなります。
パーマは薬液をつけてから巻く場合と巻いてから薬をつける場合とありますが順序不動でアルカリを中和する為に
中間処理
もします。殆どのパーマ剤はアルカリ性ですが、そのままにしておくとパーマの持ち、かかりの悪さの原因になったりするので中間処理もします。そうすると2剤(パーマは2剤と1剤とで大体ワンセット)の働きを効果的にしてくれます。
最後にカラーであればシャンプー後、パーマはロッドアウトして薬液を流した後に
後処理
を、します。本来のpHに戻して、間充物質アミノ酸、タンパク、CMCなど補給し修復を促します。擬似キューティクルも作り親水性から疎水性にも戻します。
要所に処理剤を使って傷ませないようにシッカリ染まるシッカリかかるってのが美容室での施術。(ホームカラーは処理しないので髪がゴワゴワになったり色ムラになるのでオススメしません。)
これだけやっててもブリーチや縮毛矯正などのパワーのある薬を使うとダメージ必須。
だったんですけどね、
ここ2年くらいは良いのが出てきて(トップの写真がソレ)薬剤による髪の毛へのダメージを90%以上防いでくれるってヤツ。
この子のお陰でブリーチを2回、3回しても以前のようにボロボロにならないってんだから大したもんです。
ブリーチ以外にも、パーマ、通常のカラー、ストレート、縮毛矯正にも使えます。
更に施術毎に使う事で髪の毛の強度が増していくという優れもの。
ダメージ大の方やブリーチする時に主に使っていたのですがコストが高いので7月からは+1000円〜(髪の長さで+料金)で使わさせて頂きます。ダメージ度合いにもよりますが必要な方には説明しますし、必要の無い方には勧めません。
そんなこんなで美容室で行う施術によって髪の毛がダメージしないようにケアをしながらやってますよってブログでした!
次回は流行りの『髪質改善』架橋について書こうかな。では!
0コメント